横浜の山手に聖坂(ひじりざか)と名付けられた坂道があり、それ沿いにあるのが聖坂公園。
画面右上の住宅地側から見れば崖裾と呼ぶべき斜面地と、急で狭い坂道とに挟まれたかなり変形の敷地を、頑張って公園にしています。

坂道沿いですが、園内地形の関係で2ヵ所のピークがあり、その真中の鞍部が小広場になっています。

小広場と言っても、手前側に写っているので全部くらいなので、ここだけで何かをするほどの広さはありません。
反対の坂上の方のピークは、階段とスロープとの2つのルートで上れるのですが、行ってみてもとくに何もなく、ここも小広場と、地形の高低差を使った立体造形遊び場的なものがあるくらいでした。

でも、近所の小学生が友達と集まって、木陰でおしゃべりをするくらいの場所としては、ちょうど良いようにも思います。遊具がない分、騒がしさも少ないですから。
坂下の方のピークは、高原の教会チャペルのような空間。細長い上り道を、どうにかして楽しく歩かせようと考えてのことだと思います。
屋根がついた部分は、いわゆるガゼボ(gazebo、西洋風あずまや)と呼んでも構わないと思いますが、座ったり雨を避けたりという実用的な機能には乏しく、鐘を鳴らせたりするわけでもないので、視覚的なシンボルだと捉えておきます。
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