4011/1000 上祖師谷パンダ公園(東京都世田谷区)

2025/08/11

擬木の世界 身近な公園 水遊び場 世田谷区 東京都

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2025年、夏。多くのジャイアントパンダが日本を去りましたが、各地のパンダ公園は健在です。その中のひとつ、ここ上祖師谷パンダ公園は、約2,700平米の小公園です。

園名板、トイレ壁面のイラストがパンダのほか、揺れる動物遊具はパンダ型5パンダ型10の2種類、あと、動かないパンダ遊具もあります。

パンダ型10の後ろに見えている池は、訪ねたのが10月なので乾ききっていますが、おそらく夏場は水遊びができると思われます。

そして動かないパンダ遊具。敷地奥の目立たないところに、ひっそりと隠れています。
おそらく、以前はもう何頭かの仲間がいたのだろうと思いますが、引退したのか、中国に帰ってしまったのか。

と、パンダばかりを追ってしまいますが、全体としては、中ぶりに育った何本かのケヤキの木陰が敷地中央を覆い、その周りに小広場、遊具、水遊び場、トイレなどが配置されていて、かなり気持ちの良い空間になっています。

遊具も、ほかとは違う個性的な砦遊具が採用されています。

回転ジャングルジムは古いものですが、周りにマットを敷いて安全対策を強化した上で、現役でグルグルと回っています。

ブランコは4連。最近は2連のものに交換される公園も多いのですが、ここはまだまだ沢山の子供たちを受け入れているのでしょう。

幼児向けの遊び場の隣に置かれた井戸は、防災目的にも、子供の遊びにも使われていると思われます。

全体的に、この地区の中心的な公園として力を入れた整備の名残があり、「春の薫り」と題された、爽やかな彫像も置かれています。

でも、ブログ作者の目を引いたのは、じつはこの擬木遊具。
擬木でつくられた立木を登り降りする遊具はよくあるのですが、倒木になって寝転んでいるタイプは珍しいのではないかと気になりました。

ここにパンダがよじ登っていれば、また違った景色になったことでしょう。

バス停の名前にもなっているパンダ公園。
でも、“上祖師谷”を“上祖”と省略するのは、付近でもあまり見かけずかえってわかりにくいので「パンダ公園南」でも十分なように思いました。

(2024年10月訪問)

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