世田谷区砧(きぬた)には、かつて“特撮の神様”円谷英二が住んでおり、自宅を拠点に始めた特殊技術研究所、その後設立した円谷プロダクションとも、長らく砧にありました。
そのため、近年のまちづくり活動では「ウルトラマン誕生の地」が打ち出されており、駅前や商店街などあちこちにウルトラマンや怪獣のモニュメントが置かれているのですが、ここ砧8丁目児童遊園には、ウルトラセブンの像があります。
公園そのものが、わりと最近に全面リニューアルされたようで、樹木と木陰は大きく、遊具は新しいという理想的な状態になっています。
また園内に向けて間口を開く形で、砧会館という地区集会所のような施設があり、ここにトイレがあって大人たちがいるので、子供たちも何かと安心できます。
さらにリニューアルにあたって防災対応型のパーゴラやベンチが導入されており、災害時にも安心です。
これだけ揃っていればご近所で人気が高いのも当然で、平日夕方の時間帯は子供たちで溢れており、一瞬の隙をついてほぼ全景を撮影するのが精一杯でした。
ウルトラセブンの像の前でも、子供たちがしゃがんで遊んでいたのですが、「ちょっとごめんな~」とか言って写真を撮らせてもらったほどです。

各地の公園でよく見かける恐竜型5の揺れる動物遊具も、この場に置かれていると、ウルトラセブンに登場した恐竜戦車のように見えてきます。
でも、これの標準品は目が真ん丸なので、眉毛を足して鋭い目つきにしているのは、実際に恐竜戦車に寄せようとしたのかも知れません。
できれば砧7丁目の児童遊園であればなお良かった、砧8丁目児童遊園でした。
(2024年10月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿