河内長野市の南花台地区にある小公園をまとめて紹介するシリーズの3回目。本日は地区西部にある南花台第7、第8、第9公園です。
まず南花台第7公園は、南花台には珍しく一面の平坦地を取っている小公園です。
敷地の使い方は全国的に見ればよくあるタイプで、中央にパーゴラを置いて敷地を二分し、東側は滑り台やブランコがある遊具コーナーに、東側は土敷きの広場になっています。
遊具は滑り台&砂場と、4連ブランコが中心。
どちらも古いモデルではありますが、丁寧に使えば、もうしばらくは子供たちの相手をしてくれそうです。
パーゴラの周りには、パンダやゾウなどの動かない動物遊具も置かれています。
そして何よりも、南花台のほかの公園には少ない土敷きの広場。
ボールを投げたり、追いかけっこをしたり、自転車で走り回ったりといった遊びには不可欠なので、きっとご近所の小学生たちはここを目掛けて集まることが多かったのではないでしょうか。
次はそこから300メートルほど離れた南花台第8公園へ。
ここは第7公園とは打って変わって、台地上を切り開いてつくられた南花台の端っこ、崖地に接した眺めの良いはずの場所にあります。
”はず”と書いたのは、実際は崖地部分に育った樹木が邪魔をして、それほど視界は開けていないからです。
そんな第8公園の園内は、何本ものサクラに囲まれた草敷きの広場なのですが、2本の坂道が交わる交差点に接しているせいか、全体的に微妙に傾いているように見えます。
その傾きの終端部に、滑り台と2連ブランコが置かれています。
本日最後の南花台第9公園は、これも住宅地を造成した時に残ったへた地のような崖上にある、なんとも使いづらい形状の小公園です。
下写真が敷地中央にあるメインエントランスなのですが、見ての通り入ったと思うと10メートルほど先には崖に落ちないようにするための柵がありますので、奥行き10メートル、幅は80メートルほどということになります。
エントランスを入って左を向くと、こんな感じ。どこへ通じるわけでもない園路がまっすぐに伸びています。
いちおう端っこまで行ってみると、途中に自然石が4つ置かれたスペースがありました。座るには低く、集まるには近すぎ、あえて言えば踏み台昇降運動に使えるでしょうか。
走り回るには狭いのですが、直線的に距離はあるので、歩いて行ったり来たりしながら、端々でちょっとしたトレーニングをすることはできます。
一気に80メートル移動して、反対側の端っこから全体を見渡します。こちら側には鉄棒があるので、斜め懸垂などの運動ができます。
...と、良いところを見つけてみようとは思ったのですが、やっぱり広さがある平坦地にはかないません。公園の隣には移転した保育園跡の空地が広がっているので、将来的にはここと一体的に再整備・活用の道を探る必要があるでしょう。
南花台の西部にある南花台第3、第4、第5公園でした。
(2024年3月訪問)
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