河内長野市の南花台地区にある小公園をまとめて紹介するシリーズの2回目。本日は地区東部にある南花台第3、第4、第5公園です。
まず、3つの中では一番北にあたる南花台第3公園。園名柱の一部が消されていますが、近づいてみると、もとは南花台”団地”第3公園だったことがわかります。
いったい”団地””の何が敬遠されたのでしょう。
園内は、わずかな高低差ですが上下2段に切り分けられており、上段は砂場と滑り台がある遊具スペース、下段は舗装された広場になっています。
でも砂場は周りから草が入ってきて砂も固くなっており、もう長いこと放ったらかしのように見受けられました。
そして下段の広場。
高木は高さを抑えるためにバツンと伐られたものが多いですが、その分だけ明るくて、遠くの山なみを眺める事ができます。
そこから南へ300メートルほど離れたところが、南花台第4公園。ここも”団地””の二文字が削られています。
方位や広さは異なりますが、造成された地形に沿って上下2段に切り分けて、上段を遊具コーナー、下段を広場にした構造は、第3公園と共通です。
でも、こちらの方が広くて周りからの見通しが良く、さらに第3公園にはなかったシーソーもあるので、いくぶん利用が多いように見受けられました。
ただ、広い分だけ高低差も大きく斜面部分も広くなるためか、下段側に水気が溜まって、そのせいで下段の方が草生した感じになっていたので、埋設された排水溝がもう詰まっているのかも知れません。
そして第5公園。ここは園名柱から”団地”を削った跡がありません。
園内もフラットで、第3公園、第4公園とは違った雰囲気になっています。
施設としては、小さなパーゴラと、その奥にシーソーがひとつ。先の2公園と比べると近接する住宅が少ないためか、どちらかと言えば運動など大人の活動に適した施設構成と言えます。
その中で、唯一の子供向けアイテムであるシーソーは、テントウムシをモチーフにしているのかも知れませんが、まず思ったのはウミウシ。赤い体に黄色い斑点という派手めの彩色に加えて、緩やかな曲線ボディーが軟体動物感を醸し出しています。
南花台の東部にある南花台第3、第4、第5公園でした。
(2024年3月訪問)
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