河内長野市南部にある南花台(なんかだい)は、1982年(昭和57年)に街びらきをしたニュータウンです。
ニュータウンなのでいくつもの公園が配置されてはいるのですが、中核になるような大きな公園や緑道ネットワークは存在せず、数百平米の小さな公園が、まちの外縁部や斜面地などにバラバラと置かれているような格好です。
いつもの本ブログの調子で紹介するには、ひとつひとつが小さくて記事にしづらいので、ご近所にあるものをいくつかまとめて書いてみます。
まずは南花台1丁目にある南花台第1公園。この町のナンバーパークのいの一番だと言えます。
幼稚園前の出入口から園内に入ると、まずパーゴラがある小空間があって、そのほかは草芝敷きの広場に、ブランコやラダー太鼓橋が置かれています。
なぜかずっとブランコに座ってタバコを吸っている人がいたので、遠目の写真だけで終わりにします。
続いて、そこから100メートルほど離れた小・中学校の隣りにある南花台第10公園。
訪ねた時は全面再整備の工事中で、外から眺めることしかできませんでした。
建物は公園施設ではなく、河内長野市の学童保育施設のような「放課後児童会」というものだと工事看板に書かれていたので、隣の小・中学校と一体的に運用するためのもののようです。
微妙に全体を写しづらい距離が開いてはいるのですが、隣の学校と階段やスロープで繋がる構造になっており、一面のグランドだけの公園のようなので、学校のサブグラウンド的な使われ方をする学校公園になっているようです。
帰ってから調べてみると、もともと南花台は2小学校・1中学校体制だったものが、生徒数が減ってきたことで、2つの小学校とも廃校になり、もとからの中学校の敷地内に移って1つの小学校として再スタートしたのが2024年の春。つまり、私が訪ねた翌月です。
この時に、以前からの中学校のグラウンドだけでは足りなくなるので、隣の公園を学校公園スタイルに改造することとなったようです。
公園は都市の中のリザーブ用地のような性格がありますので、時代の変化に対応した変身だと感じた南花台第10公園でした。
(2024年3月訪問)
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