No.3760 本町公園があった河内長野の中心部が本町。
本町がある段丘上から、これを削る石川越しに見下される低地が向野町。なんというか、主客がよく分かるネーミングです。
その向野町の端っこにある向野第2公園には、鉄道をまたぐ跨線橋から九十九折の遊歩道が通じています。
これが、けっこう急な坂道がずっと続くもので、自転車で通るとかなりのスリルを味わえそうです。
このため、カーブごとに何本も注意看板があるのですが、なぜかイマイチ心に響かない呼びかけばかりです。
例えば、急に「あと150メートル」と言われても、急坂がずっと続くから危ないよ、と言っているのか、ゴールまでもう少しと言っているのかがわからない看板。
ブレーキをかけろと言っているのか、あきらめて自転車を押して歩こうと言っているのかがわからない看板など。
思うに、普段は自動車ばかり相手にしていて、自転車に乗らない人が立てたのではないでしょうか。
さて、そんな坂道を下りて、向野第2公園の本体部分にやってきました。
山裾に建つお寺の外側一枚を使っているような細長い変形敷地で、歩くには良いのですが、平らな広場はほぼない状態です。
それでもずっと奥まで進むと、すこし遊具が見えてきました。
遊具は、滑り台が1つと、揺れる動物遊具が少々。
さらに奥に進むと、なにかステージ、あるいはテラス風にまとめられた空間が登場しました。
中央の壇上にシンボルツリーを配置し、周りにはバラなどが絡めば美しくなるアーチ、さらにその周りにサクラ、モミジなどの花木を植えて、季節ごとに景色が楽しめるようになっています。
ただ、訪ねたのが3月とはいえまだ寒い時期だったので、目立つ花もない写真になってしまいました。
明るい春の日に訪ねたかった向野第2公園でした。
(2024年3月訪問)
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