兵庫県西宮市の市街地北部を流れる仁川(にがわ)の上流に、五ケ山(ごかやま)という地区があります。もともとは、仁川から水を引いている下流の5つの村々(大市五ケ村)があり、これの持山だったから五ケ山といったようで、現在の仁川五ケ山町からさらに上流へと遡ると、五ケ池という溜池もあります。
そんな町にある五ケ山公園は、市資料によれば165平米しかない狭小な公園です。
上写真で園内すべてが見えており、正方形に近い整った敷地の中に、滑り台、揺れる動物遊具、屋根付きの休憩所がコンパクトに収められています。
滑り台は、西宮市に多い1デッキ2滑り部で180度に開脚した富士山型のものですが、どう頑張っても照明灯が画角に入ってきます。
滑り台の奥に隠されたベンチ。ここに知らない人が座っていたら、滑り台で遊ぶことは難しいと思われる距離感です。
しかし見方を変えれば、周りからひと目で園内がよく見えるし、出入口が一つしかないので幼児の飛び出しなども起きにくいので、安全に遊べるという点では価値が高い五ケ山公園でした。
(2024年2月訪問)
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