3718/1000 琴浦公園(兵庫県尼崎市)

2024/08/28

身近な公園 尼崎市 兵庫県

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以前にNo.2021 琴浦橋公園を訪ねました。その時に引用した Web版尼崎地域史事典『apedia』の記事に、”現在では、琴浦町(旧東新田)の町名と琴浦神社の社名がわずかに地名の名残りを伝えている”と書かれていたのですが、その琴浦町からは少し離れた道意町に、琴浦公園があります。

三方を道路に接し、中央に大きな砂場を置いてその周りに遊具を配置、南端のパーゴラの周りはちょっとした林で木陰を作り、はっきりとした広場スペースはない遊び場型の構造になっています。

パーゴラは、中央に空間を空けて植物を植えるタイプなのですが、フジだけでなく、ケヤキも一緒に植えられているので、屋根に絡むフジとケヤキの樹冠とで二重に日陰ができる仕様になっています。
訪れたのは冬のことでしたが、真夏には大きな効果を発揮していることでしょう。

逆に夏の時期は、砂場の横の曲線ベンチが大変な暑さになっていることでしょう。

遊具は滑り台、4連ブランコ、鉄棒などがありますが、特徴的なのは、丸太を使ったアスレチック遊具です。

それほど大きなものではありませんが、丸太とタイヤを組み合わせて、登攀遊具とタイヤブランコが繋がっています。
丸太によじ登った後に行くところがないので、皆きっとタイヤブランコの腕木の方へと向かっては、ずり落ちていることでしょう。

ハンドルも付いていますが、これを回したらタイヤが動くといった仕掛けがあるわけではなく、純粋に回して遊ぶためのものです。

ところで、尼崎市の公園ではおなじみの「ルールを守って楽しい公園」看板ですが、大きさがだいたい決まっている中に、その時代・その公園でとくに注意深く訴えたいルールが6つ選ばれて描かれています。
話題になりがちなのは「はずかしい干し物」なのですが、この公園で気になるのは「危険なボール遊び」です。

全体的に彩色が薄くなっている中で、あえて「危険なボール遊び」だけを新しいものに貼り替えているのはなぜでしょうか。

(2024年1月訪問)

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