No.3693 名月姫公園から東へ約400メートルのところに、名月公園があります。
いまは一帯が広く尾浜町という町名になっていますが、50~60年ほど前に区画整理事業と住居表示がされる以前には「名月町」という町名もあったようなので、その名残を伝える公園名かと思います。
園内は区画整理地らしく、東西方向に長い長方形で、四方を道路に囲まれた敷地形状をしており、中央を大きく育ったケヤキやカイヅカイブキで切り分け、西側を土敷きの広場、東側を遊具広場にしています。
こういう場合、境界部はパーゴラなどで緩やかに空間を区切ることが多いのですが、ここでは、かなりハッキリと分断されていることが特徴。
敷地面積は4,000平米強あって、その6割くらいが広場なので、かなり自由に遊べます。
外周フェンスなどはないのですが、その代わりにクスノキやタイサンボクなど葉っぱが多めの高木で囲まれているので多少のボール遊びも大丈夫なように思います。
一方の遊具広場は、滑り台、4連ブランコ、大きな砂場、ラダー遊具などが置かれています。
遊んでいる子供がたくさんいたので、全体の遠景のみですが。
でもその中でも、どうしても写真に収めておきたかったので、子供たちが離れた隙を突いて撮影したのが、冒頭にも掲載したラクダ型のジャングルジム。
ジャングルジムというほども縦横自在に動ける構造ではないので、ラダー遊具の発展型だと捉えても良いかも知れませんが、とにかくラクダ型です。
No.3693では、”ウサギ→名月”という読み解きでウサギ型遊具が置かれていましたが、これもきっと”ラクダ→月の沙漠→月”という流れで採用されたものではないかと考えます。
本ブログでもこの形のものは初採集なので、もしかすると名月のために作られた一点ものかも知れません。
いつか十五夜に訪ねてみたい名月公園でした。
(2024年5月訪問)
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