No.3693 名月姫公園とNo.3694 名月公園のちょうど中間くらいに名月西公園があります。
立地と規模から判断して、No.3694と同じ区画整理事業の中で整備されたものではないかと思います。
敷地は南北方向に長い長方形をしており、南1/3ほどがフェンスで区切られた広場、北2/3ほどが大きく育った樹々の下で遊べる遊具コーナーになっています。
広場のフェンスはさほど背が高いものではありませんが、訪れた時は少年野球の皆さんが練習中でした。守備・走塁くらいならなんとかなりますが、思いっきりバッティング練習をすることはできないサイズです。
遊具コーナーは、複合遊具、滑り台、ブランコ、ラダー遊具など遊具の種類が豊富です。
古いものも再利用してはいますが、割と最近に再整備が行なわれて、何点かの遊具を入れ替えて、同時に遊具間の距離を取るように配置も見直されたように見えます。
一番新しいのは複合遊具。滑り台が2本と、その後ろに飛行機型のジャングルジムがあって、それらがトンネルや吊り橋で繋がれています。
本ブログでは、飛行機ジャングルジムにラベルを付けて収集しているのですが、複合遊具に組み込まれているタイプは初めて見ました。もっとも、ジャングルジムと呼ぶには、複雑さが少し物足りないところもありますが。
おそらく、この公園の遊具更新がされる前には単独の飛行機ジャングルジムがあり、そのイメージを残した複合遊具が選ばれたのでしょう。
2連ブランコは、安全柵やマットなどを新調して配置も見直したものと思われます。
一方、とくに変わっていないと思われるのが、滑り台と土管遊具、ラダー遊具など。
ラダー遊具は、西宮市内でよく見かけるもので、ラダートンネルが4方向に伸びて、くぐる、登る、ぶら下がるなど色々な遊び方ができます。
滑り台は1ハシゴ2滑り部のもので、これも西宮市内ではよく見かけますが、公園によって2つの滑り部の開脚角度が違っています。
樹々がよく育ち、遊びだけではない地区の景観形成にも役立っている名月西公園。
でもNo.3693やNo.3694にあった”月要素”は見つけられませんでした。
(2024年5月訪問)
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