3683/1000 壬生公園(京都市中京区)

2024/07/13

京都市中京区 京都府 身近な公園

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京都の壬生(みぶ)地区と言えば、かつては京都市街地から西に外れた壬生寺の門前であり、周りは田畑ばかりで京漬物にする壬生菜の産地、幕末には新選組の屯所が置かれた土地として有名ですが、現在はほぼベッタリと住宅地が広がっています。

そんな中、京福嵐山本線(嵐電:らんでん)沿いの、市街地にしては少し広めの公園が壬生公園です。

資料によれば、面積は約6,500平米あるのですが、8割方が高いフェンスに囲まれた多目的グラウンドで、残りの小さなスペースが遊び場になっています。
近くには、この規模のグラウンドを持つ公園はほかにないので、少年野球やサッカーなどに人気だろうと思います。

「遊び場スペースは全体の1/5」と聞くと小さいように聞こえてしまいますが、もともと全体が広めなので、けっして狭苦しいことはありません。
ただ、遊び場の中のスペースを区切る要素があまりないので、元気のよい小学生が走り回って遊ぶと、幼児は居場所がないくらいの規模感です。

遊具は京都市伝統の人研ぎ滑り台と、2連ブランコ、砂場くらいで、それほど種類が豊富なわけでもありません。

ブランコも、座板が昔ながらの木製パーツを使っているもので、これも京都市伝統のスタイルです。

パーゴラは、フジがとても良く絡まっているのですが、屋根や柱にサビが出てきているので、そろそろ交換時かも知れません。
というか、公園全体的に施設が老朽化しているので、リノベーションの時期が近づいているように思います。

その時は、すぐ横を通る嵐電を眺めることも楽しめるようになれば嬉しい壬生公園でした。

(2024年1月訪問)

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