仙台市青葉区に外記丁(げきちょう)という一角があり、そこに通じる通りが外記丁通り。外記丁について仙台市のHPによれば "政宗の時代多くの武勇伝を残した齋藤外記永門の屋敷が宮城県庁構内東入口付近にあった。数々の功績の恩賞として、自分の住む所に名を留める事を許され、爾来、外記丁と称されたと伝える。" とあります。
そもそも、外記(げき)は、律令制下で記録を付けたり奏文を書いたりする役職なので、武将の官名としてはイマイチ似合わない気もするのですが、それはさておき外記丁通公園は、現在の宮城県庁からは北へ300メートルほど離れた場所にある小公園です。
敷地はほぼ長方形をしており、2方向で道路に接しています。そこを斜めに横切る方も多いと思われ、道路に近い部分は舗装され、そうではない部分が土敷きの広場になっています。
広場には、2本の滑り台を備えた複合遊具がひとつ。散歩がてらに幼児が遊ぶくらいには程よいですが、ここを目がけて子供が集まってくるほどのものではないように思います。
ほかに遊べるとしたら、この曲がりすぎているサクラの樹でしょうか。
5メートル以上も地面と水平に伸びた枝は、木登りをしても良いし、ボールを投げて飛び越えさせても面白いし、縄跳びの縄を引っ掛けたりしても遊べるように思います。くれぐれも、事故のない範囲で。
仙台は地味が肥えているのでしょうか、どこの公園でも樹木がよく育っていますが、サクラのほかにもイチョウ、ケヤキ、モミジなど、どれも大きな樹ばかりです。
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