ずいぶん前に、阪神・西宮駅のすぐ北、西宮市役所の周りにあるNo.108 六湛寺公園を訪ねました。
実はそこから西にも公園が続いており、道を挟んで一体の公園だと思っていたら、ちゃんと大きな園名石があって六湛寺南公園という別の公園だったので、改めて記事にします。
上写真を撮ったあたりから振り返り、六湛寺公園を眺めるとこんな感じ。距離にすれば15メートルほどなので、自治体の事情によっては、一体にしても、別々にしてもどちらでも構わないくらいの間柄です。
そして、とりたてて何があるというわけでもない園内。細長い三角形状の芝生広場が一面で、高架沿いにはサクラ、それ以外はローズマリーなどの灌木植栽で周囲と区切られています。
大きなものが何もないということは、駅前でありつつも市役所周りの多目的な広場として、何にでも自由に使えるような形になっているとも言えます。
ローズマリー自体は、公園の植栽種としてそれほど珍しいものではありませんが、どちらかと言えば大きな公園の一角に植えられていることが多い印象で、このように街なかの公園で、すぐに手が届くところにたっぷり植えてあるのは珍しいかも知れません。
植栽以外で、唯一とも言えそうなものは、この舗装園路です。がしかし、公園の中を巡るというよりは、駅と市役所とを結ぶ通り抜け専用道のような配置です。
もし舗装園路がなければ踏分道ができるだけなので、あらかじめしっかりと舗装しておくのは良いことだとは思うのですが、おそらく一日の公園利用者のうちの9割以上がここを通り抜けるだけだと思われるので、なんだか寂しいような気もします。
置かれた場所で花を咲かせる六湛寺南公園でした。
(2023年12月訪問)
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