3523/1000　水池公園（堺市中区）

No.3521は水賀池公園でしたが、その所在地の町名は深井水池町と書き、どちらも「みずがいけ」と読みます。

池名については、関ヶ原の”ヶ”や、御茶ノ水の”ノ”のように、誤読を避けるための添え仮名みたいな用途で”賀”が使われていたものなのかと考えてみますが、戦後間もなくの地理院地図では地名も池名も「水ヶ池」なのに、昭和50年代になると地名は水池、池名は水賀池に変わっているので、どこかで佳名として”賀”に置き換えられたのかも知れません。

1947年（昭和22年）の国土地理院地図

1978年（昭和53年）の国土地理院地図

そうなると、今回の水池公園も「みずがいけ」と読むのかと考えますが、それではNo.3521と同じ読みになってしまうので、管理上は色々と不便が生じます。

で、資料をあたってみると、どうやら「みずいけ」と読むらしい水池公園。もともとの水ヶ池の集落よりは外側の開発エリアにある小公園です。

3,500平米ほどある敷地の8割方が背の高いフェンスに囲まれた広場で、南端に少しだけ遊具コーナーがあります。

遊具は滑り台＆砂場と4連ブランコ。

そして、こちらがメイン施設となる土敷きの広場。
実際に使っている子供たちがいたので写真は遠慮しましたが、小さいながらもバックネットやベンチがあるので、少年野球用の仕立てになっているようです。

元気に走り回る子供向けの水池公園でした。

（2023年6月訪問）