No.3482 千間川公園で登場した千間川(せんげんがわ)の跡地ですが、No.3482から東へ700~800メートルほど離れた平野川分水路の西側が、延長約350メートルの細長い千間川みどり公園として整備されています。
下写真は平野川分水路の東から撮影したものですが、もともとは川同士が平面で交わっていたのでしょうが、分水路の方に擁壁が建てられ、それを越えには歩行者専用橋を渡らねばならないため、川向うの公園の様子までは掴めません。
橋の上から眺めるとこんな感じで、建て込んだ市街地にあって、存在感ある緑の帯が浮かび上がっています。
橋を渡り終えたところに小さな地蔵堂があり、ここから約300メートルほどが千間川みどり公園になっています。
橋上から見た時は「両側植栽で緑のボリュームがあっていいなぁ」と思ったのですが、実際に歩く時には、6メートルほどの幅の敷地の両側に高木があるのは、少し狭苦しいですね。
住宅側に枝がはみ出すという問題もあるので、道路側だけに植えて、もっと大きく育てるという方法もあったように思います。
基本的にはずっと緑道型の作りで、ところどころに思い出したように遊具やベンチが置かれています。
とは言え、とくに敷地幅は変わらないのに遊具を置いているので、歩くところとしては、そこだけが狭くなってしまうような配置です。
このジャングルジムの場合、黄色い段から思いっきりジャンプすれば、フェンスの向こうまで跳べるのではないかと思う近さです。
さすがにこれでは遊びにくいと思ったのか、途中で隣りにあるUR住宅の方に出入口が開いていました。
ちょっと覗いてみると、広いというほどでもありませんが、さっきよりは余裕のあるスペースに、幼児用の遊具やベンチが並べられていました。
後からできたUR住宅の配慮というか工夫というか、さすがURだと言えましょう。
また公園に戻って、鉄棒や太鼓橋ラダー遊具の横を通り抜けてズンズンと進みます。
すると今度は、通り抜け専用のパーゴラが登場しました。
公園幅のかなりの部分を取っているので、できればベンチくらいは置いて欲しかったように思います。
と思っていたら、今度は同じくらいの幅のパーゴラの下に、砂場が収められたところに出ました。こっちには、小さなスツールがあるので、子供を遊ばせながら日影で座ることができます。
この付近では両側植栽をやめて、2連ブランコや小型複合遊具などを置き、遊び場として充実させているようです。
ここらが300メートルほど歩いた西端で、ここから先の川跡はNo.3482までの約800メートルほどの間、一般道になっています。
歩いたゴールは、巨大タコ看板が掲げられたスーパー前だった千間川みどり公園でした。
(2023年6月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿