宝塚市と伊丹市との市境あたりには、今も昆陽池や瑞ヶ池などの大きな溜池がありますが、宅地化が進むととともに、埋め立てられて無くなったり、小さくなったりしたところが多いようです。
ここ下の池公園も、安倉(あくら)下の池という大きな溜池が半分以下の大きさにまで埋め立てられたところに作られている公園です。
埋め立てがいつのことだったのかは知りませんが、園内には区画整理の記念碑がありますので、この事業の中でのことなら、1985~1993年(昭和60~平成5年)頃のようです。
でも公園のすぐ北にある小学校は1973年(昭和48年)開校だそうなので、大きな池が徐々に埋め立てられて、順繰りに公共用地に変わっていったのかも知れません。
この記念碑の両側が遊具コーナーになっており、池に近い方にはロープピラミッド、反対側には複合遊具や揺れる動物遊具が設置されています。
池の公園の遊具ということで、カエルとアヒルが戯れています。
複合遊具のカエル。まぁ上部の看板部分がカエルなだけで、滑り台などにとくにカエル要素はありません。
もっとも、「遊びにおけるカエル要素」ってなんだという話ではありますが。
遊具コーナーを通り過ぎると、次は広場です。少年野球くらいならできるくらいの広さがありますが、少し飛ばすとすぐに池ポチャですので、練習場所としてはあまりお勧めできません。
広場とは軽くフェンスで区切られたところに、大人向けの健康器具コーナーも設けられています。
されに進むと池の南~東にかけて園路が回っており、池の周りを半周できるようになっていますが、大きな堤の上は両側をがっしりしたフェンスに挟まれており、歩いて楽しいかと聞かれれば微妙なところです。
秋晴れの下の池公園でした。
(2023年10月訪問)
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