宝塚駅の北すぐの住宅地・御殿山（ごてんやま）に、御殿山公園があります。
もともとは大小2つの溜池が並んでいたのですが、小さい方の池が埋め立てられて公園になったようです。
東西方向にやや細長い形をした敷地で、滑り台や4連ブランコ、太鼓橋のラダー遊具、鉄棒、登り棒など、オーソドックスな遊具が揃っています。
登り棒と鉄棒が並んでいるところなど、昔の小学校のようで懐かしい気分すら覚えます。
しかし、この公園で特筆すべきは、敷地中央の砂場とパーゴラの周りにあるコンクリート製の動物遊具の充実具合です。
その中でも特筆すべきは、モグラの遊具。本ブログでも初採集の物件です。
世間でモグラのイラストといえば、サングラスをかけたり、ツルハシを持ったりしたものが多いですが、ここはシンプルにモグラ。
あえて言えば、大きくて力強い前足を表現して欲しかったところです。
その他には、ウサギとカメ。どちらも同じような姿勢で天を仰いでいます。
寝ているブタ。なんだか頭だけのようにも見えます。
眉間にシワを寄せて、こちらを睨んでいるかのようなダックスフンド。
昆虫勢としては、カブトムシ、クワガタムシ、テントウムシが参加しています。
クワガタムシは、座るには角度がありすぎるので、駆け上がったり蹴られたりすることの方が多いのではないかと心配ですが、壊れやすそうなクワガタの部分もしっかりと造形が保たれています。
密かな動物王国・御殿山公園でした。
（2023年6月訪問）
0 件のコメント:
コメントを投稿