3401/1000 はなみずき公園(兵庫県川西市)

2023/08/21

身近な公園 川西市 兵庫県

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川西市の花屋敷(はなやしき)地区は、大正時代に開発が始まった歴史ある住宅地で、現在も南東向きの緩い傾斜地に戸建住宅が多く並び、閑静な街なみを形成しています。

はなみずき公園は、そんな町でもかなり裾野の方の駅近にある小公園です。

2本の坂道が交差するところにあるので、園内の平場を確保しつつ、周りから園内がよく見えるようにして、さらに両方の坂道から園内への出入口も作れるよう、高低差の処理に苦心した様子が見て取れます。

園内はこんな感じで、遊具は滑り台だけです。
いま建っている場所にも、なにかの構造物を外した跡が残っているので、もとはこちらに高低差を活かした滑り台があったものを、撤去して平場に新しいものを設置したのではないかと思われます。

そう考えると、元は白・黒・白・黒と縞々が園内の地面を貫いていたものが、新しい滑り台の設置時に一部が外されてしまったのではないかと思い至りました。
そして、とくに中心になる縞には、シンボルツリーが縦一列に植えられていたのに、全部枯れてしまったとも。

そのことに気づいてから園外に出ると、縞模様が突き抜けてきた先の歩道の路面でもレンガの色が変えてあることに気づきました。
もう一度、この記事の冒頭の写真をご覧ください。ちゃんと園内の縞々が歩道にまで続いていることがわかります。

縞々へのこだわりに思いを馳せる、はなみずき公園でした。

(2023年2月訪問)

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