No.3376 奥畑河川広場で登場した神戸市垂水区の奥畑ですが、開発以前は本当に谷の奥の行き止まりに畑があるような場所だったのでしょうが、現在はその先に須磨ニュータウンや神戸総合運動公園が広がっています。
そんな奥畑地区にある奥畑公園は、No.3376が奥畑橋に突き当たって終わりになったその先、道路を渡ったところにある小公園です。
園内にサクラの植樹があり、その横の石碑に公園の来歴が刻まれていました。
読んでみると、どうやらここも元は河川敷で水を遊ばせるようになっていたものを、地域住民の要望に沿って河川改修と盛土などによって場所を作り、公園にしたもののようです。
■碑文より「記念樹の碑」
此の地は、神戸市開発事業により遊水地として重要な役割を果たしてきたが地域住民の要望により、児童公園として完成を見た。
その一隅に植樹し、末永くの地域の繁栄と奥畑公園の安全管理を祈念するものである。昭和60年7月吉日
No.3376は河川の高水敷で、大雨が降れば水に浸かることもある広場でしたが、こちらは児童公園として作られているので、小ぶりな複合遊具、4連ブランコなどの遊具が設置されています。
複合遊具は2つあるのですが、どちらもアスレチック色が強く出たものになっています。
こちらは、用途としては滑り台として使われていると思うのですが、横にあるべき手摺りがなく、ただの斜めになった板だと言われれば認めざるを得ない物件。
でも逆に、滑り台だと言ってしまうと手摺りが必要になるので「斜めの板を駆け上がって遊ぶアスレチックだ」と言い張るべきかとも思います。
もうひとつは、丸太に鉄棒をぶっ刺したようなワイルド感がある雲梯とラダーの複合遊具。
正面顔は、カマキリなどの昆虫をイメージさせるものとなっています。
今となってはそれほど奥でもないところにある奥畑公園でした。
(2023年2月訪問)
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