3258/1000 伊孑志第2公園(兵庫県宝塚市)

2023/03/18

身近な公園 兵庫県 宝塚市

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そこまで難解な字は使っていないのですが、知らないと読めない伊孑志(いそし)地区にある伊孑志第2公園は、大きなマンションの開発に伴って整備されたと思われる小公園です。

園名板はわかりやすく、フルひらがなバージョン。
ブログ作者としては、子供が遊びに来たり災害時の避難場所となる公園では、すべからくこうあるべきだと思うのですが、なぜか普及しない手法です。

敷地はマンションの南側と西側に張り付くようにきれいな鉤型をしており、出入口から真っ直ぐ入ると南側。滑り台&砂場や鉄棒といった遊具、枝垂れ桜の植栽があります。

一方、入って左側を向くとマンション西側。マンションの玄関に繋がっている通路にパーゴラが架けられ、その横の狭いところに2連ブランコが2基、縦に並べて置かれています。

見るべきものは、マンション西側のスペースの有効活用っぷりでしょうか。
縦に並んだブランコは、箱型ブランコがなくなった今、友達同士で向かい合わせになって遊べるという点は魅力なのですが、さすがに狭すぎます。

こちらのパーゴラもけっこうなもので、ここを通らないとマンション側と行き来ができない通路を兼ねている割には、スペースに対してベンチが多すぎるように思います。
もっとも、ちょっとだけ道路に出ればいくらでも迂回はできるのですが、それはそれで危ないですし、パーゴラの下を通れるものなら通りやすくする方が良いでしょう。

一方、マンション南側の園地は意外に広くて奥が深く、小学生が走り回るには少し狭いですが、幼児のボール遊びくらいはできる広さがあります。

そして、こちら側には「須賀川市牡丹園250年里帰り牡丹」と標柱が建てられた花壇がありました。
書いてある言葉通りに読めば、園芸農業について平安時代からの歴史を持つとされる宝塚から、1766年に福島県の須賀川に送られた牡丹が向こうには今も残っており、それが250年後の2016年に記念として宝塚に里帰りして、ここに植えられたということなのでしょう。
とは言え、里帰りの場として、わざわざこの小さな公園だけを選んだわけでもないと思うので、市内の幾つかの場所に植えられたのではないかと思います。

冬に咲く牡丹もありますが、ここのものは春咲きのようで、雪の中で小さな蕾を付け始めていました。

でも品種名「越の雪」くらいは、雪の中で咲いて欲しかった気もする伊孑志第2号公園でした。

(2023年1月訪問)

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