沖縄県うるま市の喜仲(きなか)地区は、1970年代に区画整理事業が実施された戸建ての多い住宅地で、その中に喜仲児童公園があります。
ということで、立派な区画整理の記念碑があります。
これ自体は区画整理事業地にはよくあることですが、この記念碑がすこし変わっているのは、事業組合の設立が1972年(昭和47年)、工事完成が1981年(昭和56年)なのに、石碑の建立は2007年(平成19年)だということです。
表面の「原点」という表題、裏面の「前人栽樹 後人乗涼」という言葉から考えるに、竣工から20数年経ってから、後人たちが町の礎を築いた前人たちを称えて建てたものなのでしょうか。
それはさておき園内。
扇形をした園内は一面の草芝敷きの広場となっており、扇の要あたりに遊具がまとまって設置されています。
ただし訪れた時には、遊具は一斉に使用禁止になっていました。一斉点検、一斉入替えの直前だったのでしょうか。
ブランコは座板を外したり、鎖を巻き上げたりして、かなり強力に使用禁止にしています。
ラダー太鼓橋も使用禁止。
太鼓橋ではないラダー遊具もありますが、これも使用禁止。
シーソーは、一見するとペンキも残って大丈夫そうな一本だけが使用禁止。奥の一本は使っても構わないのでしょうか。
鉄棒も使用できましたが、鉄棒とシーソーだけが目当てとなると、子ども人気はいささか低下することと思われます。
先人たちの遺産を大事に受け継ぎつつも、遊具は早めに交換してあげたい喜仲児童公園でした。
(2022年11月訪問)
こんにちは!喜仲公園の遊具の交換が進むみたいですよ!
返信削除情報ありがとうございます。近くの公園でも工事中の箇所がありましたので、順繰りに入替えが進められているようですね。
返信削除新しくなった公園も、またいつか訪ねてみたいものです。