大阪府忠岡(タダオカ)町は日本一面積の小さい町で、大津川に沿った4km×1kmほどがその町域です。
そんな町にある高月向井田(タカツキ・ムカイダ)公園は、住宅地の中の小さな公園なのですが、忠岡で一番大きいのではないかと思える複合遊具があります。もっとも、忠岡のほかの公園には行ったことがないのですが。
ごく大まかに言うと、ドーム屋根を持つ鳥籠のようなタワーが建っており、そこを巻くようにスパイラル式の滑り台があります。タワーからは2方向にデッキが伸びており、それぞれにまた滑り台やジャングルジム、チェーン遊具などがいくつもくっついています。
もう一つ低めのタワーもあって、そこには雲梯とチェーン遊具が合体したものが付いています。
デッキを支える足には輪が吊るされており、遊びのために無駄がありません。
ただ、こういう大型複合遊具を訪ねた時の常なのですが、一枚の写真では全貌が見えないし、かといってパーツの拡大ではもっと何かよくわからなくなるので、実物を見た時の感動がまったく伝えられません。
気になる方は、ぜひ現地に足を運んで体感していただきたいと思います。
ちなみに複合遊具とはまったくつながっていないブランコやシーソーもあります。
複合遊具と同じ色で塗られているのですが、この雲梯とジャングルジムも複合遊具とは繋がっていません。
それにしても、初めて足を踏み入れた忠岡町の入口にある公園で、こんなにすごい遊具に出会うと、『北斗の拳』の修羅の国編でに登場した”名もなき修羅”を思い出します。
こいつは閉ざされた国の海岸を守る門番的な役割ですが、数多の修羅の中では若手でまだ名乗りも許されていません。ところが無茶苦茶強くて、その前のシリーズでケンシロウと闘った強敵・ファルコが上陸したところに現れ、彼を瀕死のところまで追い詰めますが、最後はケンシロウの助けを借りたファルコに倒されます。
その時に「名を許された修羅は自分よりもはるかに強い!」と言い残すのですが、その後のストーリーではこいつよりも弱い修羅がたくさん登場して、読者たちに「どうなってんだ?」と突っ込まれたのです。
小さな町の入口で待ち構える巨大遊具を見て、これから進む忠岡町の公園のことが気になる高月向井田公園でした。
(2022年10月訪問)
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