3211/1000　両度公園（兵庫県西宮市）

阪急・西宮北口駅の西南あたりに両度（リョウド）町があり、そこに両度公園があります。この付近は阪神・淡路大震災の被害が大きく、震災復興事業が大面積で実施されて街の姿が大きく変わり、新しい公園も幾つかつくられたのですが、ここはそれらとは違って1960年代に開園した最古参の公園です。

幅20メートル、長さは100メートル以上という非常に細長い長方形をしており、おおむね1/3ずつ花壇のある園地、遊具コーナー、土敷きの広場と分かれています。

冬に訪れた花壇は...アブラナですかね。春に向けて咲く準備をしているのか、収穫を待つ畑なのかよくわからないことになっていました。

遊具コーナーは、滑り台、ブランコ、ラダー遊具、球形ジャングルジムなど。

こちらは立方体を組み合わせたジャングルジムのように複雑な形はしておらず、球体の内部は空隙が広がっているのですが、ほかに呼び名もないので球形ジャングルジムとします。
でも全体のシルエットが人工衛星を思い起こさせ、かつ黄色い2本のラインが衛星軌道のようなので、二重の意味で宇宙遊具に分類します。

そして遊具コーナーとは数本だけの桜の園を挟んだ向こうが、土敷きの広場です。少し狭いですが、子供がちょっとしたボール投げをするくらいには十分で、かつ遊具コーナーとも区切られているところが安心です。

細長いわりには、使いにくさを感じさせない両度公園でした。

（2022年2月訪問）