以前にNo.1289諸見里公園を訪ねた時に、沖縄市には同じ名前の諸見里公園が2つある理由について考えました。
それはNo.1289はもともとから諸見里公園で、もうひとつは諸見里児童公園で違う名前だったものが、都市公園法の改正で「児童公園」というカテゴリーが無くなった時に、沖縄市では公園名から一斉に「児童」を削除するという措置を取ったために、結果として2つの公園が同じ名前になったのではないか、というものです。
今回、諸見里1丁目の諸見里公園を訪ねて、「児童」の文字が埋められた園名板を見て、その考えがほぼ確信に変わったわけですが、それはさておき。
それはさておき、この園名板はカッコいいですね。おそらく形が先にあって、後から塗装を考えたのでしょうが、この形をハトに見立てるというのはかなり斬新です。
貼り紙が邪魔ですが、青いハトの方が、もっとデザイン意図が伝わってきます。横顔のハトと正面顔のハトとでは、ずいぶん目の大きさが違って見えます。
園名板だけでなく、コンクリート製のベンチもハトになっています。
さらに言えばベンチの方は単なる塗装ではなく、ハトの部分が薄浮き彫りになっています。こんなの、どうやって施工するんだろう。左官鏝の技術なのでしょうか。
さて園内ですが、変形ひょうたん型のような複雑な敷地形状をしており、くびれ部にトイレと置いて、片側は草芝敷きの小広場、片側が遊具コーナーになっています。
ただし、コーナーと言うほども色々な遊具があるわけではなく、大きな砂場と、複合遊具と呼ぶほども進化していない滑り台があるくらいです。
滑り台は、階段のほかにラダーが4つ付いているところは目新しいのですが、この大きさなら滑り部も2つ欲しかったと思います。
一方の広場は、住宅が近いのであまり派手にはできませんが、幼児がちょっとしたボール遊びをするくらいの広さはあります。
けっきょくハトのことがいちばん記憶に残った諸見里公園(元・諸見里児童公園)でした。
(2022年7月訪問)
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