3089/1000 神明緑地(兵庫県西宮市)

2022/08/19

阪神・淡路大震災モニュメント 身近な公園 西宮市 兵庫県

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No.3086、3087、3088などがあったJR西宮駅近くの東川沿いは、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた後に復興事業が実施され、いくつかの公園が整備されています。

その中のひとつが神明緑地で、道路沿いのよく目立つところに阪神・淡路大震災の慰霊モニュメントが設置されています。

震災前のこの地区に震度計が設置されていて震度7を観測したわけではないと思うのですが、解説板には明確に「震度7の激震が地域をおそい」と記されていることにやや違和感があるのですが、ここでは「最大震度7を記録した地震が」の省略形だと理解しておきます。

■現地の解説板より「阪神・淡路大震災を後世に伝えるために」
平成7年(1995)1月17日、午前5時46分、震度7の激震が芦原地域をおそい、地域で72人の尊い命がうばわれた。
「芦原地域復興対策会議」が2月18日に結成され、地域が一眼となって復興のためにたちあがった。

そこから少し目線を左に移すと、滑り台や揺れる動物遊具など、普通の公園にあるような遊具も並んでいます。

でも近くでよく見てみると、滑り台に2連ブランコと鉄棒が複合した、かなり特殊な複合遊具でした。

ブランコは片方の足は滑り台と共有しているのですが、もう片方の足はとくに鉄棒と共有しているわけでもなく、構造的にはなんの意味もなく繋がっている状態です。
将軍様から「遊具は1点だけ!」という制限が与えられた時に、頓知小坊主が「ぜんぶ繋がっているから、これで1点だけなのです」と言い張ったかのようです。

小さな中にも不思議あり、神明緑地でした。

(2022年2月訪問)

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