大阪の鶴橋というと、JRと近鉄の乗換駅である鶴橋駅直近をイメージしますが、もともとの鶴橋村の範囲はもっと広く、北は玉造駅近く、南は桃谷駅、東は平野川の向こう岸の方まで広がっていました。
そうしたエリアの変遷もあってのことでしょうか、この公園は鶴橋駅よりもけっこう南にあるのに北鶴橋公園です。
駅直近の市場ほどではありませんが、この公園の周囲もかなり混み合った市街地で、嘘みたいな細道に対して公園の出入口が開いています。
ちなみにここへ行くには隣の事業所の駐車場らしき用地を通り抜ける必要もあり、知っている人でないとまずたどり着けないように思います。
No.3066 みゆき公園にも少し似た、２つある出入口が狭く中だけがふくらんでいるツチノコ型の敷地なのですが、No.3066と比べれば膨らみが十分すぎるほどあって、滑り台、ブランコ、砂場という「児童公園の三種の神器」が揃っています。
でも遊具そのものは幼児向けなので、「幼児公園三種の神器」と呼ぶほうが良いかも知れません。
ブランコは乳幼児用のバケット式のみの2連タイプ。
砂場と、横には屋根付きの休憩所と、小規模公園ですが必要なものは一通り揃っています。
敷地内には老人憩いの家があるので、きれいな花壇は老人会の方などが管理しておられるのかも知れません。
中に入ってみると意外に落ち着いた空間が広がっているので、もうちょっとだけでも周りから園内が見えれば良かったのにと思う北鶴橋公園でした。
（2022年4月訪問）
0 件のコメント:
コメントを投稿