神戸市兵庫区の荒田町にあった荒田小学校は、統廃合によって2015年(平成27年)3月で閉校となりました。この跡地の一角に地域福祉センターと並んで整備されたのが荒田小学校跡地公園です。
語感として、用地であるうちは「跡地」で構わないのですが、公園になったのなら「跡」にして欲しいと感じるのはブロク作者だけでしょうか。
福祉センターとはさほど背の高くないフェンスで隔てられています。
視界を遮ることなく通じつつ、でも公園からボールが飛んできてガラスに当たるようなことは避けたい、といったところでしょうか。
でも建物の軒をもっと公園側に張り出して、屋根付きデッキのようなスペースが公園とつながっていれば、使い道のバリエーションが増えるように思います。
福祉センターの目の前には災害時用のマンホールトイレが導入されており、「建物と公園とを一体的に防災に役立てよう」という意図が伝わってくるので、なおさらフェンスがもったいなく思います。
もう少し引いた位置から、園内のほぼ全景。とくにこれといった施設のない一面の広場となっています。
下写真右奥にも、小学校跡地でとくに使われていない用地が続いているので、ここに公共施設や集合住宅ができれば、また違った雰囲気になることでしょう。
しかし2022年現在では、普段遣いのできる施設がベンチと手洗い場だけで、木陰をつくる高木などもないので、地域の皆さんに親しまれる場になるまでにはちょっと時間がかかるかなぁと感じます。
まだまだこれから発展途上の荒田小学校跡地公園でした。
(2022年5月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿