舎利寺(シャリジ)中央公園は、大阪市生野区の平野川分水路沿い、生野図書館の隣に設置された公園です。ほかに舎利寺小学校や老人福祉センターとも近接しており、町域の北端なのですが機能的には舎利寺の中央と呼べる小公園です。
なので、園名板もなんだか立派です。
周りの公共施設との取り合いでややいびつな敷地形状をしていますが、敷地の中心部は大きな土敷きの広場を取り、遊具広場とは園路で分割して元気な子供が走り回れるようにしています。
あまりくっきりとはしていないのですが、広場の外周部が少し高くなっており、その内側(広場側)に排水桝があるので、広場部分には治水目的で雨水の表面貯留の機能を持たせているのではないかと思います。
この広場とは園路で区切られた敷地西側に、おもに幼児向けの遊具や砂場が置かれた遊具広場があります。
滑り台は、少しだけ複合遊具に進化しかけているものです。
乳幼児向けのバケット式のブランコ。大阪市内では、一般的な座板式のブランコと一緒に設置されることが多いのですが、この公園はバケット式のみです。
そのほか、動かない動物遊具に見るべきものが多いのが特徴です。砂場にはリス、ラクダ、ゾウ。遊具にすれば皆同じサイズです。
スツールはゾウとカバ。
背もたれ付きになるカバは正面から見るとよくわかりませんが、横や後ろから見るとカバだと気づきます。
あと、大阪市内では時々見かける、樹脂ボード製の乳幼児向け遊具もあります。
ワニの背中に登ったり、カメの甲羅で迷路遊びもできます。
それから、反対の東端の方の図書館近くには、大人向けの健康器具を集めた一角があります。
子供向けの遊具と大人向けの健康器具は、並べずに離して置くほうが良いので、これは正解です。
ここから図書館と繋がっていると何かと便利なように思うのですが、間の門は固く閉ざされていました。
No.3063 舎利寺公園と比べると、公園としての存在感が際立つ舎利寺中央公園でした。
(2022年4月訪問)
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