鹿ヶ谷(シシガタニ)と聞くと平家打倒の企てしか思いつかないのですが、その谷の出口に鎮座する大豊神社の付近が宮ノ前。そこにあるのが宮の前公園です。
谷の上流側から入っていくと、はじめは道と家とに挟まれた狭いところから始まるのですが、
すぐに少し広くなって、京都市伝統のコンクリート滑り台や鉄棒、砂場などがある一角に出ます。
砂場のすぐ横にはパーゴラとベンチ。二等辺三角形に近い形をした敷地のセンターラインを意識してフジが植えられたかのようで、ここだけスーッと中心軸が通っています。
パーゴラの先には、急展開のガケ滑り台。
下から見上げると、こんな感じです。
ちょっとパーゴラやベンチと近すぎるのではないか、滑り部とパーゴラの足、横手のガケ登りとの繋ぎが悪いのではないかなど、色々気になることはあるのですが、せっかくの段差をなんとかして使いたかった気持ちはよく伝わってきます。
滑り台の下の小段には、ジャングルジムとブランコ、揺れる動物遊具が設置されています。
公園からから300メートルほどのところに、ウサギがお使いになっている東天王岡﨑神社があることとは関係あるのかないのか、揺れる動物はウサギが採用されています。
動物たちの後ろのフェンスを越えると土敷きの広場なのですが、そこに植えられた10本ほどのイチョウがみごとに黄葉していました。
散歩の途中で見つけたにしてはなかなかのものだと思う宮の前公園でした。
(2021年11月訪問)
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