大阪市の臨海部にある町・三先(ミサキ)。海が近いので「岬」に由来する町名かと思ったら、港区役所のHPには次のように書かれていました。
”市岡新田の農業用水は尻無川から引いていたそうです。その農業用水を取り入れるための樋が三つ並んでる所があり、三ッ樋町(みつひちょう)と名付けられました。現在の福崎1丁目あたりです。その三ッ樋町の先にある地域が三先(港区の町名の由来より)”
まぁ昔の人がそう呼んだのなら仕方がないのですが「ものの重要性としては樋の方に着目して”樋ノ先”とか呼ぶのが筋ではないのか?」と思いもします。
いや、樋はどこにでも普通に見られて、それが3つ並んでいることこそが珍しかったのでしょうか。
それはさておき三先公園。四方を道路に囲まれた変則台形をしており、その中央に大きなパーゴラを置いて、その周りも植栽や遊具をバラバラと置く施設配置になっています。
あまりハッキリと「広場」「遊具コーナー」などと分けない施設配置は、大阪市街地の公園の特徴です。
ブランコ、滑り台、砂場はわりとまとまって置かれているのですが、
そことは離れたところに幼児向けの複合遊具がポツンと置かれていたりして、なんだかしっくりきません。
公園全体が道路に面していることもあって、「なんとしてもボール遊びをさせたくない」という気持ちが先走ってしまっているかのような施設配置です。
大阪市の公園でよく採用されている、とくに小さな幼児向けの遊具として遊び台やラダー遊具などがあるのですが、大人向けの健康器具のそばに置かれているので、むしろ大人の方が使っているのではないかと心配になります。踏み台昇降とか、
(2022年2月訪問)
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