やまぶき児童公園は、JR羽村駅から羽村市動物公園まで行く途中の道沿いにある公園です。
隣接地には中学校やスーパーなどもあり、町のちょっとした賑わいエリアともなっています。
資料によれば面積は約2,800平米。けっして大きな公園ではないのですが、よく育ったケヤキの冬木立が空間も広々と見せてくれます。
遊具の中でよく目立っているのは、古株のコンクリート製滑り台です。
登り口は階段プラス斜面ガケ登り、
滑り部は真ん中だけ色目が変わっていますが、幅広のもの一本になっています。
色を変えているのは、なんとなくですが「両端は柵にぶつかるから、真ん中を滑ってね」という意思表示なのかな、と思います。
下部の土管トンネルは、保育園児くらいなら少し首を傾げれば通れるサイズのものです。しっかりと現役で、目立った沈降もなく、きれいに通り抜けできるよう保たれています。
ここから園内の対角線あたりに、もうひとつ新しい複合遊具があります。
それほど大きなものではありませんが、スパイラル式とパラレル式、2つの滑り台を中心に登り棒や鉄棒などが複合しており、これも人気ではないかと思います。
もっとハードに棒を登りたい子供たちには、小学校の校庭にあるような本格的な登り棒も控えています。
4連ブランコは、標準的なもの。
ヤジロベエ式のシーソーは、羽村市内のほかの公園でも見かけました。
地区のシンボル的な公園にはシンボリックなアイテムも。中学生のみなさんがエスキス、制作をしたという「成長」という彫刻作品が飾られていました。
ご近所の人たちがホッとできる、やまぶき児童公園でした。
（2021年12月訪問）
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