西宮市を通る阪急神戸線が札場筋(国道171号)と交差するあたりが城ケ堀町(ジョウガボリチョウ)。戦国時代、ここより少し北に三好長慶が拠点とした越水城という城郭があったため、それに因む地名だと思われます。
そんな町にある城ケ堀公園は、阪急電鉄の高架沿いにある小公園です。
上写真ではカメが出入口にいますが、こちらではキリン。西宮市の少し古い公園では、こうしてコンクリート製の動物たちが公園を守っている姿をよく見かけます。
園内でよく目立っているのは、No.2680 高塚公園でリボルバー滑り台と呼んだコンクリート製の滑り台ですが、ここは鉄道のすぐ横にあるせいか蒸気機関車の動輪のように見えてきます。
黄色っぽい部分は一直線に階段→滑り台と続き、青っぽいところはラダーやトンネル遊びができるようになっています。
横からラダーを登って、頂上から滑り台の方に下りることもできます。
でも今の安全基準では、こんなふうに利用者動線が交差する構造は敬遠されるので、この遊具も先行きが不安です。
ただし西宮市に関しては、古い遊具も安全管理をしつつ長持ちさせているという印象が強く、全国的には減りつつある回転ジャングルジムも市内各地で健在です。
ここ城ケ堀公園でも、足元に保護マットを付けて現役で頑張っていました。
商店街なども近く、ご近所で人気の城ケ堀公園でした。
(2021年11月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿