兵庫県三木市の西部・別所町巴に工業団地があるのですが、団地北端で旧来の別所集落に近い一角は戸建ての並ぶ住宅地になっており、ここにともえ公園があります。
分類上は街区公園ですが、面積は6,800平米もあって、かなり空間にゆとりがあります。
園内は大雑把に、幼児向けの砂場と滑り台のゾーン、複合遊具がある草っぱらゾーン、広場ゾーンに分割できます。
まず砂場と滑り台のゾーン。メインの出入口を入ってすぐのところにあります。
なんといっても、このコンクリート製のゾウの滑り台が良いですね。
背中から鼻に向かって滑れるのはもちろん、お腹の部分もドームになっていて小さな滑り台が付いています。
以前にNo.2182 大東公園の回によく似た滑り台が登場しているのですが、それよりも2まわりくらい大きいので、こちらが親ゾウだったのかと気づきます。
見た感じではここ5年くらいの間にペンキ塗り替えがおこなわれていると思われ、花柄や水玉模様が可愛い装飾になっています。
外側の模様はステンシルで数をこなしている感もあるのですが、お腹のドーム内に手描き一点ものの天使の壁画が隠れています。
隠しアイテムのようで見つけると嬉しい気持ちになりますし、ドーム内の落書き防止の見張り役にもなっているように思います。
周りの動物たちも、まぁまぁ手の込んだペイントがされているのですが、ライオンだけはやや白っぽい手抜き加減になっています。
ちなみに水飲み場も同じパターンの白っぽいペイントになっています。順番に手を付けていって最後に力尽きたのか、もしくはペンキが尽きたのか。
そして幼児向けのバケット式も付いたブランコがあって、このゾーンはお終いです。
続いて複合遊具がある草っぱらゾーン。もともと他になにかしらの遊具などがあったのが撤去されたのか、あるいは何もない草っぱらが寂しくなって遊具を新たに設置したのか、いずれにしても草っぱらの中にポツンと複合遊具が置かれています。
近づいてみると、まぁまぁ大きな複合遊具です。
2つの青い三角屋根の滑り台の間を、ラダー遊具やネット遊具で繋いでおり、小さな登攀遊具も付いています。
2つの滑り台の間を地上に下りずに渡ることができるのですが、実際にやろうと思うと、ちょっとしたアスレチック遊具なみの難易度です。幼稚園児くらいの子供のチャレンジには丁度よいかも。
横手にある鉄棒ともども、まだ新しいのでここ数年くらいの間の新設ではないかと思います。
最後になった広場ゾーンは、草っぱらのゾーンと見分けがつかない写真になってしまいましたが、背の低いフェンスに囲まれており、いちおうボール遊びなどができる仕立てになっています。
この砂利敷の駐車場も、おそらくペンキ塗り替え、複合遊具設置の際に整備されたと思われ、時代にあったリニューアルが行なわれているともえ公園でした。
(2022年5月訪問)
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