姫路市網干区にある垣内(かいち)公園は、約3ヘクタールの広さがあり、少年野球場とサッカー場と呼ぶには狭いサッカースペース、芝生の小山や大小の複合遊具などを備えた公園です。
メインエントランスは国道や山陽電鉄・網干駅に近い西南角にあり、そこから1つめの複合遊具が見えます。
小山の裾部に、大小の滑り台やローラー滑り台が吊り橋でつながれて配置されています。
主役は、軽くウェーブのかかった大きな滑り台でしょう。利用対象年齢の設定はありますが、3~4歳なら滑れるかなぁ。
もうちょっと小さなお子さんなら、こんな段差を昇り降りするだけでも楽しめるものです。
そこから小山を登っていくと、急に橋が架かっています。公園施設としては「歩行者専用の園路橋」とでも言うべきものですが、なかなかしっかりした作りのものです。
親柱に貼り付けられたデザインプレートは、公園から北に500メートルほど離れたところにある魚吹(うすき)八幡の秋祭りの様子です。
近在近郷から集まる屋台と高張提灯が練り歩く様は、秋祭りが盛んな姫路周辺でもとくに有名な祭りの一つです。
ちなみに山を下りて橋を見上げると、こんな感じです。公園の周りは水田が多い平坦な土地なのですが、この2つの小山だけが4メートルくらい高くなっていますので、橋はともかく、小山の来歴が気になります。
公園整備前の地図で見ても微高地になっているようなのですが、なぜここだけ高いのかが不思議で、「もっと古い時代になにかの理由で盛土をしたのかなぁ」と考えてみます。
橋を渡ってもう一つの小山を下りると、海原をイメージしたもう一つの遊び場に出ます。
コンクリート製の大きなガケ滑り台を降りると、
怪魚が大きな口を開けて襲ってきます。
逃れるためには、こちらの舟に乗り込まねばなりません。
でもゴツゴツした岩場に激突しそうだし、マストもちょっと傾いていて、ホントに乗っても大丈夫なのか心配です。
て思ったら、ダメだ!救命ボートを出して、みんな逃げ始めている!!
...という設定で遊ぶという一例でした。
小山の東側にはサッカースペース、
少年野球場、
バスケットゴールなど、もう少し大きな子供たちが体を動かせるスペースが取られています。
駐車場こそありませんが、トイレやベンチなどの施設は充実で、ご近所に一つあれば嬉しい垣内公園でした。
(2021年11月訪問)
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