2967/1000 瑞穂公園(神戸市垂水区)

2022/03/27

神戸市垂水区 身近な公園 兵庫県

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神戸市垂水区の瑞穂通では、東西南北方向にきれいに整理された区画が、北東から南西へ斜めに流れる福田川に対してぶつかるところにできる直角三角地が公園になっているのですが、三角地1つでは足りないと思ったのか、微妙に離れた2つをまとめて瑞穂公園としています。

Mapion,(株)ONE COMPATH

福田川に架かる橋から眺めた写真では、どこからどこまでが公園かわかりにくいのですが、やっぱり大三角には大きなクスノキやイチョウが、小三角にはもう少し小さなクスノキがある様子が見えます。
敷地サイズによって育てられる樹木の大きさには限界があるので、植え方や育て方はよく考えないといけません。

近づいてみると、樹木を植えてある部分と歩道として舗装された部分がずいぶんデコボコと出入りしていて、歩きやすいのか何なんだかといった仕立てになっています。
もともと川沿いの道路には歩道がないのですが、公園部分だけでも歩行者が安全に歩けるようにしようと工夫をした様子が見て取れます。

そして南側の大三角形の方の園内。こちら単体でも2,000平米以上あって、街区公園としては十分な規模です。

遊具は大・小の滑り台をデッキでつないだ複合遊具がメインでしょうか。

ほかには鉄棒、砂場、パーゴラなどの施設もあるのですが、全体的には広場をしっかり確保した空間配置です。

少し目についたのは、砂場の犬猫避けネットが着脱しやすいように専用のバーとフックが付けられていたことでしょうか。
フックくらいはたまに見るのですが、バーまで付けて掛け剥がしを簡単にしているのは珍しいように思います。

ネットに隠れていてわかりにくいのですが、バルブ開閉ハンドルのようなものが砂場に埋まっていました。
回すと砂が一気に飲み込まれて、蟻地獄のようになるのではないかという妄想に襲われます。

続いて北側の小三角形。こちらは大三角の半分以下の面積なので、広場というよりは滑り台や2連ブランコ、ラダー遊具などを集めた遊具コーナーの色合いが濃くなっています。

とはいえ800平米くらいはあるので、もう少し市街地であれば、単独で一つの公園になっても良い規模です。

でも樹木の状況を見ると、もう目一杯という感じではあります。
枝張りの悪いものを間引いてよく育っているものを伸ばしていくか、逆に道路側に被り気味に育っているものを空かして敷地の中にあるものを多くく育てるか、ちょっと手入れをしたいところです。

面白い敷地形状と樹木の様子が気になった瑞穂公園でした。

2021年11月訪問)

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