網干(あぼし)の旧市街を流れる網干川は、揖保川と大津茂川という2本の川に繋がる1.5kmほどの短い川ですが、舟運が盛んだった時代には川港になっており両岸に回漕店が並んでいたそうです。
舟運が廃れてからは川岸が埋め立てられて住宅などに変わり、その一角に網干川公園があります。
場所はNo.2945 余子浜公園から橋を挟んで50メートルほどしか離れておらず、同時期に作られたのではないかと思われます。
下写真の範囲でほぼすべて。川に沿って細長い形をした児童公園仕立てになっています。
遊具は滑り台とシーソー。どちらの遊具もかなり年季が入っています。No.2045 でも遊具は更新されていたので、ここもそう遠くないうちに景色が少し変わるかも知れません。
なにか違和感があるなぁと思ったのは、こちらのシーソー。その訳はと考えてみると、タイヤの向きが違うんですよね。
たいていはシーソーの棒(板)と同じ向きに埋めるのですが、ここでは直交するように埋められています。これだとはみ出しが多くなって、つまづきやすいと思うのです。
歴史を伝える川沿いに、ひっそりと佇む網干川公園でした。
(2021年11月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿