山陽電鉄網干線の終着駅である山陽網干駅のすぐ北に、三石天満神社というお社があります。この神社の境内が小さな遊び場になっていたので、ここも公園だとみなして記録します。
どれくらいすぐ北なのかは、1944年に大東亜戦必勝祈願で建てられた鳥居から駅を眺めた写真で見てのとおりです。
遊び場になっているのは社殿に向かって左側の一角で、土俵を中心に、滑り台とブランコが置かれており、その周りも広場っぽく使えるようになっています。。
この姿は、普通の公園なら砂場ですが、当然ここでは土俵が隠れています。
樹々の間に挟まれるような位置に、一人乗りのブランコ。
地上にむき出しの無骨なコンクリート基礎が、設置年代の古さを物語ります。
そして本殿と稲荷社殿との間に挟まれるような位置に、滑り台。
決して広くはない境内地に、上手に遊具を収めています。
狛犬の前の鉄柱は、子供避けというよりは、自動車や祭りの山車の衝突避けでしょうか。
子供のための場所がまだまだ少なかった時代に、なんとかして安全に遊べる場所を確保しようと苦心をされた様子がうかがい知れる三石天満神社の遊び場でした。
(2021年11月訪問)
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