No.2905 育波中央公園と同じ育波集落の中にある育波大東公園。ここも阪神・淡路大震災後に整備されたものと思われます。
集落内を通る旧道に向かって設置されているので、地域の皆さんにとってはNo.2905以上に身近な公園だといえると思います。
その証拠というわけでもありませんが、園内に何かがお祀りされている祠がありました。
扉の隙間から覗いてみましたが、中は暗くてよくわからず。とりあえず「公園地蔵」のラベルは付けておきます。
20メートル四方ほどの小さな園内ですが、2つの屋根付きの休憩所があり、日常的には散歩途中のちょっとした立寄りに、災害時には一時的な避難にと、オープンスペースが少なめの集落内では使い勝手のよい施設内容になっています。
休憩所も、寄り合いに便利な大型スクエアベンチを備えたものと、
ゲートボールなどの時に便利な横一列ベンチを備えたものとを使い分けることができます。
横長ベンチの目の前には、幼児用の滑り台と揺れる動物遊具もあります。
震災の記憶は徐々に薄れても、集落内に根を下ろしている育波大東公園でした。
(2021年9月訪問)
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