No.2901でも登場した淡路市室津(むろづ)の集落内、室津川に沿ったところに室津もりした公園があります。
集落の中心部からするとやや奥まったところではあるのですが、室津川に架かる人道橋のたもとで、集落内の道を歩きやすい方になんとなく歩いていたら着いてしまいました。
じっさい、園内と周りの道路との間には柵や植栽などのハッキリとした境界物が少なく、隣接住宅との距離もかなり近いため、集落を歩いているうちに気がついたら園内にいるような感覚です。
おそらく、なのですが、もともとは住宅が建て込んだ中に路地が通っていたような区画で、2~3軒分の宅地を買い取って公園にしたのだろうと思います。
舗装された園路にぐるりと囲まれた園内は、全体が草芝敷きになっていてパーゴラ、トイレ、遊具などが一通り揃っています。
滑り台、ブランコ、砂場は幼児向けサイズのものが置かれています。
ブランコは1人用で、ウサギの顔が付いたもの。
砂場は夏の間まったく使われなかったのか、芝生がかなり入り込んでいました。
揺れる動物の周りが芝生になっている分にはフカフカして転んでも安心なので構わないのですが、砂場に入り込んでいる分は根っこから抜いた方が良いですね。
あとは大人向けの足つぼ歩道もあるのですが、ここもじわじわと芝生が侵入し始めていました。
小さな集落の中の小さな室津もりした公園でした。
(2021年9月訪問)
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