No.2890 南上原糸蒲公園の記事で触れたように、琉球大学キャンパスの周りに広がる南上原地区は区画整理事業で開かれた町で、大小の公園緑地が計画的に配置されています。
その中でも竹口原(たけぐちばる)公園は、琉球大キャンパスの一番近くにある小公園です。
小さな敷地ですが広い範囲が斜面地になっており、平らなところは少なめです。
少し位置を変えてみても、やっぱり斜面地。
擁壁でガチッと固めて平坦地をつくることと比べると、より自然な感じでデザインできて見通しも良くなるので、最近の開発ではよく見かける造成パターンかな、と思います。
公園の向こうに見えている緑が、琉球大のキャンパスです。
斜面の途中にガジュマルがあって、それを両側から挟むように滑り台とネット遊具が置かれています。
面白い配置だと言えなくもないのですが、ちょっと窮屈なようにも思います。
ガジュマルの枝が滑り台の上にかかっているため、黒く柔らかい実が落ちて潰れて、滑り台を汚してしまうことも心配です。
そんなことを思いながらガジュマルを見ていたら緑色のきれいな虫がとまっていました。調べてみるとアオムネスジタマムシというらしいです。
見かけた時はちょうどガジュマルの葉が欠けたところにいたので「葉を食べる昆虫なのか?」と思いましたが、モモタマナの葉しか食べないのだとか。たまたまの出来事だったのでしょう。
たまたま訪れた竹口原公園でした。
(2021年9月訪問)
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