2861/1000　浦ヶ浜公園（沖縄県うるま市）

沖縄本島中部の東海岸に、太平洋に向けて突き出た勝連半島があります。いまは半島全体がうるま市に含まれるのですが、平成の大合併以前は半島の北が与那城（よなしろ）、南が勝連（かつれん）という町だったため、このエリアを指して与勝（よかつ）とも言います。

半島の近くにいくつかの島があり、近いところは橋で半島と繋がっているのですが、南に約4キロ離れた津堅島には船で渡ります。この津堅行きの定期航路が出ているのが平敷屋（へしきや）港で、その港の中にあるのが浦ヶ浜公園です。

だいたいの場合、港にある公園は「敷地広め、施設少なめ」なものですが、ここはその典型です。
ほぼ一面が草敷きのグラウンド。タッチラインの外側がいくぶん狭いのですが、サッカーコートがフルに取れるくらいの規模があります。

片側だけですが、広場の横には軽く段を付けて観覧席状に仕立てたスペースもあるので、子供のサッカーの応援にも使えそうです。

公園としてはシンプルにすぎて記事になりにくいので、「せめて津堅島行きの船の写真でも」と思ったのですが、あいにくこの時は高速船もフェリーもいなかった平敷屋港の浦ヶ浜公園でした。

（2021年7月訪問）