No.2835 もそうでしたが、辺野古地区の公園には園名板が見当たりません。
「ご近所の方が使う小さな公園なので、そんなものは無くても良い」という考え方もありますが、市役所が維持管理や清掃などの業務を発注するとその公園に詳しくない業者が訪ねてくることもあるので、やはり園名板くらいはある方が良いように思います。
ということで、この公園も正式名称はわからないのですが、地元の公民館の資料に「5班公園」と出ていたので、その名前を借りて記事にします。
その資料によれば、2020年(令和2年)3月に全面的な改修工事がおこなわれたということで、真新しい施設が並びます。
緩い傾斜地を使った敷地は大きく2つに仕切られ、半分が遊具コーナー、もう半分がバスケットコートになっています。
遊具コーナーでは、2本の滑り台とジャングルジムがくっついた複合遊具が目立っています。
全体的に明るめの色彩が、背景の深い色合いの森の中に浮き立っています。
形の面では、ジャングルジム部分のグニャっとなった柱が面白いですね。
耐久性に不安を感じますが、子供が遊ぶくらいの荷重なら大丈夫ということなのでしょう。
もう一つ大きな面積を占めているのは、直径8メートルほどの円形のフレームにネット式のブランコを吊るしたユニバーサルブランコ。
ブランコといえば乳児はバケット式、自分で座れる幼児になれば座板式と使い分けることが普通だったわけですが、このネット式のものであれば座れる年齢の幅が広がり、また横の網が体を包むように支えてくれるのでチェーンだけのものよりも乗りやすくなります。
いい遊具なのですが、安全領域を含めて大きなスペースが必要になるので、ここのように小さな住宅地の公園で採用している例は珍しいかも知れません。
バスケットコートは、全体が明るい色合いで舗装された3on3用のものです。
真新しいコートなのですが、ちょっと隣の住宅に近すぎるので、音やボールの飛び出しが心配です。
せめてゴールを反対の森側に配置する方が良かったと思うのですが、どうでしょうか。
これから新しい年月を刻んでいく辺野古5班の公園でした。
(2021年7月訪問)
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