神戸市東灘区の住吉山手という町名は、阪急御影駅のすぐ北から2キロほど北へ続いており、北端の9丁目は旧字名の焼ヶ原(やきがはら)とも呼ばれ、住宅地の入口なのにハイキングコース案内図が掲げられているほどの山際にあたります。
ちなみに、No.2790 西山公園の横の橋から山側を眺めた時に見えていたのが、住吉山手9丁目の住宅です。
住宅地の真ん中を砂防ダム付きの急勾配の谷川が通っているという強烈な構造の町には、焼ヶ原南と北の2つの小公園がありますが、本日は南公園を訪ねます。
こちらが焼ヶ原南公園。急勾配の坂道が多い9丁目の中では、唯一と言ってもよい平坦なオープンスペースです(明日登場予定ですが、北公園はぜんぜん平坦ではないのです)。
周りは全部坂道なので、10秒ほど歩けば公園全体を見下ろせる場所に着きます。
変形の360平米ほどの敷地の中に、滑り台と2連ブランコ、背伸ばしベンチ、管理用の倉庫などが上手に収められています。
滑り台がけっこうガケ際にあるので、デッキ部に登れば、さらに見晴らしが良くなりそうです。
この時は、周りに人がいたので登りませんでしたが。
ブランコはどうなのかなぁ。思いっきり揺れ上がったら、遠くの方まで見えるでしょうか。
もっとも、すぐ隣の家の屋根を見下ろせるほど周りとの高低差・段差が大きいので、園内に普通に立っていても見晴らしは相当なものです。
でも落ち着いて考えてみると、この公園に来るようなご近所の家々はどこもこれくらいの状況にはあるわけで、わざわざ公園まで来て見晴らしを楽しむ人は少ないかも知れません。
明るく見晴らしの良い焼ヶ原南公園でした。
(2021年5月訪問)
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