六甲山南麓の急な斜面にある町・渦森台(うずもりだい)の住宅地にある公共施設の名前は、町名と同じ渦森台と付くもの、少し省略して渦森(うずもり)と付くもの、開発前の地名である渦ヶ森(うずがもり)が付くものと、3種類が混在していますが、その使い分けにとくに法則性は感じられません。
そのうち、少し省略した渦森がつく渦森北公園は、渦森台の中では最も標高の高い4丁目にある小公園です。
標高は300メートルを越えており、山がもうすぐそこに迫っています。
園内には、滑り台&砂場、ブランコ、鉄棒などひととおりの遊具が設置されており、広場空間も取られているので、近所の子供たちの遊び場としては必要なものが揃っています。
夏休みのラジオ体操などにも手頃な、まさに4丁目の「街区公園」と言えるでしょう。
一般的な施設が多い中で、あえて目立つものを探すとすれば、砂場の中の貝殻の遊具です。
よく化石や地層などの話をする時に、「どうしてこんな山の上で貝が見つかるのでしょう?」という質問が登場しますが、まさにそんな感じで大きな砂場の中に鎮座しています。
滑り台に上がると、もうちょっと視界が広がるのです。本当にちょっとだけですが...
山の上の爽快感を感じられる渦森北公園でした。
(2021年5月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿