No.2772 渦森北公園からはバス道を挟んで斜向いにあるのが渦森南(うずもりみなみ)公園。
しかし、このバス道が造成小段の端にあって、そこで大きく段差が付けられているため、それぞれの公園からもう一方の公園はまったく見ることができません。
南公園の園内から北公園の方向を眺めるとこんな感じ。
一番奥の赤い屋根の住宅の手前に北公園があるのですが、心の目を研ぎ澄ましてもちょっと厳しいところです。
ちなみに、下写真で山の方へと伸びている道の行き止まりには、No.2771 渦森台公園の入口の階段があるのですが、こちらは200メートルほど距離が離れているため視認することができません。
そもそも、周りだけではなく、小さな公園内にも凸凹があって、ひと目で全体を把握することができません。
造成された崖下の、幅15メートル、長さ150メートルくらいの範囲が公園になっていて、敷地そのものは平らなのですが、中央部に水道の配水池建物があって、そこが屋上公園構造になって見通しを妨げています。
下写真は西側から屋上公園部分を眺めたところ。
そして建物を挟んで反対の東側から屋上公園部分を眺めたところです。
でも崖の上からだととても行き来がしやすいので、地形の制約条件を踏まえたうえで、「上側と下側、どちらから広場に行きやすいように作るか!」と考えた末での構造なのかなぁと納得するところもあります。
この広場はバッタ広場(仮称)と言うらしいのですが、いつか正式名称になることがあるのでしょうか。
つづら折りの道路に挟まれた細長い敷地をなんとか使いこなしている渦森南公園でした。
(2021年5月訪問)
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