神戸市の舞子と明石市とにまたがる明舞地区の住宅地の中に、狩口台公園があります。
南から入ってくると、妙に立派な冠木門があります。
冠木門の横には、小さなお社も。
周りは50年くらい前に開発されたニュータウンなのですが、開発前の山中に祀られていたものでしょうか。
扁額に記されるのは、地利見竜王と地利見稲荷大明神の二柱。
「地利見」がよくわかりませんが、水の神様と五穀豊穣の神様がお祀りされています。社殿はひとつなので、中でシェアしているのでしょうか。
冠木門をくぐって園内に入ると、手前側に滑り台やジャングルジムがある遊具広場、間にパーゴラを挟んで奥の方に土敷きの小広場があります。
滑り台は、同じものの色違いが並行して置かれています。
後になってから出口付近にラバーマットを追加しているようですが、おそらくコンクリート基礎が露出していた部分に被せただけのようで、すぐ横には砂場の縁のコンクリがそのままなので、あまり意味のある改修にはなっていません。
ジャングルジムは「傷みが激しいため」という理由で使用禁止になっていました。
たいていの場合は「使用禁止」の事実を布告するだけなのですが、ここでは「秋頃には改修する」と予定をきちんと示している点が親切です。
この改修の時に、滑り台もなんとかなるのでしょうか。
そしてパーゴラと、その向こうの小広場はこんな感じ。
ゲートボールを楽しむ皆さんがいらっしゃっいました。
こちら側の広場には,4連ブランコがあります。
長閑に集う狩口台公園でした。
(2021年4月訪問)
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