兵庫の和田岬に、三石通(みついしどおり)という町があります。
町名としては近くにある三石神社にちなんだものなのですが、神社は何度か移転しているようで、今の三石通からは150メートルほど離れたところに鎮座しています。
この三石神社のHPでは摂津名所図会からの引用として、次のように書かれています。これによると「三石」は2回出現しているのですね。
三石神社の鎮座地である和田岬は、神功皇后摂政元年(200年)、凱旋の帰途上陸され、三つの石を立てて神占いをした結果、廣田・生田・長田・住吉の神々を其の地に祀らしめた儀式の地である。
後、推古天皇(602年)がこの地に来られ、ミゾギをされたので、祓殿塚(はらいどののつか)といい、玉座とされた石を三石という。
現在の境内にも「三石之遺蹟」として3つの石が存在していますが、これは千年以上前の三石を偲ぶモニュメントと捉えてよいのでしょう。
そんなわけで、神社から北東へ200メートルほど離れた三石公園にも3つの石があります。三石神社の三石よりも大きくて立派なくらいですね。
公園敷地は底辺が長い凸型のような形状をしており、縦・横が交差するあたりに遊具やパーゴラが集められています。
遊具は複合遊具、2連ブランコ、揺れる動物遊具などあります。
複合遊具は滑り部2つに雲梯、登り棒など、ややアスレチック寄りのパーツが加わったものです。
ブランコや砂場は、開園当時からのものがずっと使われているのではないかと思います。
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