2693/1000 菊水通四丁目児童遊園(大阪府守口市)

2021/03/23

守口市 身近な公園 大阪府

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昭和の中ごろまで、守口市の中心部を南北に貫く西三荘水路という農業用水路がありました。しかし都市化によって農地がなくなったために水路は暗渠化されて、その上が「西三荘ゆとり道」という約2kmの遊歩道になりました。
全体的には遊歩道なのですが、ところどころが広くなって園地になっています。その一つが菊水通四丁目児童遊園です。

本体の遊歩道の方も、区間ごとにテーマがあって各種のモニュメントや健康器具などが置かれるているのですが、この児童遊園にも色々と手が込んだものが設置されています。
例えば、コンクリート製の造形遊具ともアート作品ともつかない曲線的な何か。

すぐ隣に揺れる動物遊具が設置されているので、これもよじ登ったり飛び上がったりして遊ぶ造形遊具なのかな、と思います。

その後ろには、赤い鉄材を組み上げてフェンスを付けた物件があります。
本来は、用水路が合流する大きな開口部の転落防止のために付けられた防護柵なのですが、そのままでは無骨すぎると考えたのか「リスの塔」と名付けられて装飾が付けられています。

■現地の案内板より「リスの塔」
日本には、キタリス、シマリス、日本リスなどが生息しています。緑豊かな場所で、果実や木の実などを食べて生活しています。
この”リスの塔”にも、木登り上手のリスたちがやってきました。さて、何びきのリスがいるかな?

いまは、長年の間に色がヌケたシロリスしかいません。
リスが木登りをしているために、鉄材のペンキは塗り直しがしづらいようです。

パーゴラの下には、座板も背もたれも傾いていて、かなり座りにくそうな木製ベンチが2つあります。
座るものではなく、背伸ばしストレッチ専用なのかとも考えてみましたが、実際に使ってみると結局どちらにも使いにくいものでした。

これらの気になる物件を除くと、あとは地区集会所の前の広場があるくらいの菊水通四丁目児童遊園でした。

(2021年3月訪問)

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