そんな郷免町にある郷免公園は、芦屋市楠町からでもよく見える場所にあります。
隣接する大型マンションの建設にあわせて整備された公園と思われ、マンションの北側の敷地に東西に細長く配置されています。
コンパクトな敷地に、コンパクトな遊具。
揺れる動物遊具が1基と、1段だけの鉄棒。べつだん悪くはないのですが、幼児の遊び方として、動物遊具から鉄棒への進化は急だなぁとも思います。もう少し色々な遊びができるとよいのですが。
細長い敷地形状が、遊具の選択にも影響を与えているのでしょうか。
人が座って溜まる場所も少なめで、独立したベンチはなく、ここだけが植込みの外枠の一部を人が座れるように材を変えているくらいです。
幼児が遊ぶ時は、たいていは親御さんが一緒にいるわけですので、もう少し座れる場所がある方が良いでしょう。
ところで、郷免公園から北へ100メートルほど離れたところにJR東海道線(神戸線)が通っています。
この付近では東西方向に盛土線路がずっと続いているのですが、それ以前からあった南北方向の農業用水路や道路は線路の下をくぐるようなトンネル形状として、線路によって途切れないように工夫されています。
しかしこれが、なにぶん明治時代のものなので、非常にコンパクトに作られています。
こんな感じですね。背の高い人なら頭が引っかかりそうなくらいです。
このトンネルの場合、No.2677 皿池広場から出てくる水路が流れているはずなのですが、今は暗渠化されていて水の姿は見えません。
開通当時は開渠だったとしたら、道幅は今の半分くらいになってしまうので、もっとすごい光景だったでしょうね。
公園よりも近所に見どころがあった郷免公園でした。
(2021年1月訪問)
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